概要
生徒たちが ICT 機器を活用したオリジナルのスポーツ種目を考え、体育祭競技として実施!世界初のスポーツ種目を創り出します。
新しい運動会種目をつくり出しながら、共創する社会における自分の役割や、仲間とひとつのことに取り組む意義などを学ぶワークショップです。YCAM が 2015 年から実施しているプロジェクト「YCAMスポーツ・リサーチ」をベースに、子ども向けにアレンジしました。
準備から本番までの種目開発の過程において、社会におけるルールメイキング、テクノロジーを活かした創造性について学びます。
ボールを振ると、その振った回数がカウントされ、パソコンに送信されるデバイスを活用し、生徒たちは議論と実践を繰り返しながら、授業で新たな体育祭の種目を開発します。
見ている人も楽しめる、いままでにない世界初のスポーツ種目が生まれていきます。
ワークショップの流れ
- 01
アイデアを出す
ICT機器やそれが内蔵されたツールを使った新しい競技案を生徒が考え、クラウドサービスを活用してアイデアを共有しあう。
- 02
スポーツハッカソンをする
ハッカソン=「改変する」というハックと、マラソンを掛け合わせた造語で、生徒は自分たちのアイデア種目をもとに議論と実践を繰り返し、新しい種目を開発。
- 03
体育祭で発表する
体育祭本番、世界で初めてのスポーツ種目を実施。振動探知機能の付いたボールを活用した新しいリレー競技を創り上げ、体育祭で披露。
活動風景
山口市立小郡小学校、山口市立小郡南小学校、山口市立大海小学校(2016) 山口市立柚野木小学校、山口市立生雲小学校、山口市立さくら小学校、山口市立小鯖小学校、山口市立平川小学校、山口市立陶小学校、山口市立鋳銭司小学校、山口市立小郡南小学校(2017) 山口市立柚野木・八坂・中央・島地小学校による合同実施(2018) 山口市立潟上中学校(2022)
使用写真について 撮影:塩見浩介 ※個別にクレジットの記載がある写真以外