生雲の360°図鑑

2022年度実施 生雲小学校

タブレット端末を活用した地域学習

生雲小学校


山口市北部(山口市阿東生雲中319)の生雲小学校では、例年生活科や社会科などの授業で実施されている地域学習を発展させ、WEB上で閲覧可能な地域図鑑を児童たちと制作しました。昨年度に引き続き、モデル校となった生雲小学校は、地域の四季を通した図鑑制作をテーマに実施しました。(2022年4月~2023年2月実施)


教員との打ち合わせ

昨年度の実施において見えてきた反省点や改善点を踏まえて、今年度の計画を立てていきました。

3校オンライン交流会

今年度のモデル校である白石小学校と秋穂小学校の児童に向けて、360°図鑑の作り方を分かりやすく説明しました。(6月28日実施)

地域学習発表会

5年生は1年間にわたり、お米農家を取材した成果を発表しました。田植えから稲刈りまでを体験し、お米を作ることの大変さや、水や土の大切さを学びました。秋には収穫したお米を精米し、おにぎりパーティーを開催しました。生雲の新たな魅力を発見し、その魅力を発信していきたいという意欲が伝わってきました。また、児童の気づきやコメントの質も向上し、昨年度よりも工夫を凝らした図鑑の作成ができました。 (11月12日実施)


eラーニングアワード受賞報告

昨年度に取り組んだ360°図鑑がeラーニングアワードで文部科学大臣賞を受賞しました。
受賞記念に360°図鑑の企画を担当したYCAMの職員と一緒に写真を撮りました。

秋穂小学校とオンライン交流会

完成した360°図鑑を、秋穂小学校の2年生とお互いに発表し合いました。秋穂小学校は海の近くにあり、一方で生雲小学校は山に囲まれています。同じ山口市内でも天気や風景が異なることに、児童たちは驚いていました。 (3月3日実施)

写真提供:生雲小学校